医療法人社団創造会 メディカルプラザ平和台病院 千葉県我孫子市 | 東日本大震災への支援

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東日本大震災への支援

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
患者さま・ご利用者さまより多大なる募金を頂き、厚く御礼申し上げます。皆さまからの募金は職員分と合わせ我孫子市役所、日本看護協会、日本医師会、等に届けています。今後とも息の長いご支援をよろしくお願い致します。
当創造会は、既に派遣チームを2回出しています。その後も、下記の支援活動を行っていますので、ご報告致します。

1.看護師の派遣  (統括看護部長 平井明子)

東日本大震災では非常の多くの方々が大変な被害を受けられています。
平和台病院では日本看護協会と協力して5月11日現在、延べ7名の看護師を現地に派遣しています。
派遣開始は3月20日からで現在も派遣中です。派遣先は石巻・釜石・大槌・郡山 等です。現地では集団避難された方々の診療介助や24時間の健康管理・相談等に 対応させていただいています。

当院でも看護師が十分に足りているわけではありません。しかし、この大震災の現状をテレビ等で見聞きしますと私どもの病院はさておき、なんとしてもお役に立ちたい・・・との思いで看護師を派遣しています。今後も微力ながら出来る限り継続していきたいと思います。


東日本大震災への支援
 
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2.診療放射線技師の派遣 (統括部長 千葉政昭)

皆さんご存じのように福島第一原発に近い場所でも津波被害による多くのご遺体が見つかっていますが、爆発事故の影響でご遺体にも放射性物質が付着している可能性があり、二次被ばくを防ぐためにも確認作業が必要となりました。
その為、福島県警察本部より日本放射線技師学会を通じて当院に対し診療放射線技師の派遣要請があり、4月24日(日)~29日(金)の6日間、福島県南相馬市の遺体安置所に当院より1名派遣しました。

作業内容ですが、まずは遺体検案所に搬送されてきたご遺体の放射線量を測り、そして警察官が洗浄したあと再度測定し問題なければ検視を行う手順です。
またご遺体を運んできた車や運転手・検案所室内・排水溝など測定箇所は多岐にわたり、検案所の安全管理も重要な役割でした。
 「これ以上ご遺体を傷つけないように、そして一日も早くご家族の元へ帰れるように」と、必死の思いで遺体捜査に当たっておられる警察や自衛隊の皆さんの姿には、ただただ頭が下がる思いです。
現地ではまだまだ不明者の方の捜索が続いていますが、引き続き色々な面で支援を行っていきます。


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