医療法人社団創造会 メディカルプラザ平和台病院 千葉県我孫子市 | 関リハビリセンター長 講演の報告

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関リハビリセンター長 講演の報告

(社)日本脳卒中協会は平成14年から毎年5月25日から31日を脳卒中週間と定め、脳卒中に関する啓発活動を日本全国で行っています。
千葉県においては、3つの講演会が開かれ、その一つ「我孫子市脳卒中市民公開講座」で当病院のリハビリセンター長 関俊昭が講演を行いました。(5月31日 我孫子市のけやきプラザにおいて) このような講演にお招き頂き、大変名誉なことだと感謝しています。
スタッフ数名で参加し、簡単な実技指導も行いました。

脳卒中週間設定の趣旨

脳卒中は死因の3位(1位:悪性新生物(がん)2位:心疾患)ですが、寝たきり老人の4割、要介護者の3割を占めるとても怖い病気です。残念ながら一般市民の脳卒中に関する知識は乏しいため、(社)日本脳卒中協会が中心となり啓発活動を行っています。

講演内容

脳梗塞 脳神経外科の関りについて

脳梗塞 脳神経外科の関りについて

千葉西総合病院 脳神経外科部長 鈴木泰篤医師が脳神経外科の関りについて熱弁を揮われました。

  • 脳卒中とは
  • 脳梗塞の危険因子
  • 脳梗塞になったら誰に診てもらえればいいか
  • 治療の方法
  • 内科と脳神経外科の連携について  等

1時間という短い時間でしたが、分かり易く説明をしていただきました。脳卒中が疑われたら、専門医にいち早く診てもらうことが必要と力説されていました。(時間との勝負です)



脳卒中後のケア・コンディショニング方法の紹介

脳卒中後のケア・コンディショニング方法の紹介

脳卒中はとっても怖い病気です。まずは、予防。病気になったら早い対応、そして残念ながら脳卒中になってしまったら、いかにしてQOL(生活の質)を高めるかが問題になります。
良いリハビリとは

  • 患者さんの問題点を見極める
  • 患者さんと治療者が一体化すること
  • 機能訓練の成果が実生活に反映されること

が必要です。

脳卒中後のケア・コンディショニング方法の紹介 患者さんにはまず、「日々の生活においてどんな問題がありますか?」と質問をします。
痛み、むくみ、におい、主人と二人きりなので料理をしなくてはいけない等、色々な答えが返ってきます。当リハビリセンターでは患者さまの希望を尊重し、QOLが向上するリハビリテーションを常日頃から心がけています。
左ハムストリングスのストレッチ当日は、理学療法士5名が参加し、実際にどのようなコンディショニングを行えばいいのか、参加者の方と交流しながら、全員で行いました。
また、平和台病院では『脳卒中 友の会』を結成しており、色々な意見交換、情報交換、等を行っており患者様から好評を得ています。

脳卒中後のケア・コンディショニング方法の紹介

7月5日には第五回目を平和台病院、リハビリセンター内で13:30~16:30まで開催いたします。
皆様の参加をお待ちしています。(無料)肩関節のストレッチ
事前に電話で予約をお願い致します。
(電話:04-7189-1265 直通)


【内容】

介護保険の上手な活用方法

  • 介護保険について
  • 介護保険についての意見交換

病院内の治療は勿論ですが、ご希望があれば出張講演等、皆様のお役にたてるよう協力いたします。