お食事

食べる楽しみをいつまでも

ご利用者様にとって、毎日のお食事は大きな楽しみであり、日々の健康を保ち生き生きと生活するためには欠かせないものです。

加齢や疾患などにより、噛む力や飲み込む力が低下している方にも、口から食べる楽しみを持ち続けていただきたい…そんな想いのもと、管理栄養士、言語聴覚士をはじめ、介護職員、看護師、医師等、多職種でご利用者様の食事摂取をサポートします。

状態に応じた食形態

管理栄養士が聞き取りをし、ご利用者様の状態に応じて、お一人おひとりに合った食形態で提供します。

食事にとろみがけをしたり、「肉のみ◯◯」などと部分的に形態を指定することも可能です。

献立の一例
  • わかめご飯
  • 肉じゃが
  • カリフラワーのゴマドレ和え
  • 味噌汁
  • なすの生姜醤油和え
形態の違いの例
鶏のから揚げネギソース
常食
やわらか食
ソフト食

「やわらか食」は、従来の「きざみ食」に代わる食形態です。
「きざみ食」のように細かく刻むのではなく、ある程度の形を保ちつつ、歯茎でも噛み潰せるくらいのやわらかさになっています。

鮭の塩こうじ焼き
常食
やわらか食
ソフト食

常食の付けあわせは「チンゲン菜」。
チンゲン菜は繊維が多いため、やわらか食の付けあわせは「ほうれん草」に変更しています。

機能の維持のために

「飲みこみにくい」
「食事中にむせ込んでしまう」
「食べこぼしが増えた」

このような食事にかかわる機能の低下がある方に、お食事を安全に食べられるようにリハビリテーションをおこなう専門職が、言語聴覚士です。

現在の食形態は合っているか適宜評価をおこない、必要に応じて個別に機能訓練をおこないます。

行事食

月1回、季節の行事にちなんだ料理や旬の食べ物をとり入れ、ご利用者様に季節感を感じていただけるような行事食を提供しています。時には「リクエストメニュー」として、ご利用者様に人気の高かったメニューを献立に取り入れています。

行事食の一例
  • 赤飯
  • 清汁
  • ぶりの照り焼き
  • おせち盛り合わせ
  • 炊き合わせ
  • いちごプリン
  • 太巻き&いなり寿司
  • つみれ汁
  • ひじきと大豆の煮物
  • 青菜白和え
  • いちごババロア
  • 海鮮ちらし寿司
  • 清汁
  • 茶わん蒸し
  • 抹茶ロールケーキ
  • カツオのたたき漬け丼
  • 清汁
  • たけのこのおかか煮
  • さくらゼリー
  • サフランライス
  • ポタージュスープ
  • ロールキャベツ
  • マカロニサラダ
  • バナナ
  • 夏野菜カレー
  • サフランライス
  • コンソメスープ
  • チーズサラダ
  • パイナップル
  • 七夕そうめん
  • かれいの磯部揚げ
  • 焼きナス
  • スイカ
  • うなぎちらし
  • 清汁
  • 里芋の煮物
  • 水ようかん
  • 赤飯
  • 清汁
  • 天ぷら盛り合わせ
  • 炊き合わせ
  • 厚焼き玉子
  • ほうれん草のお浸し
  • メロン&みかん寒天
  • 栗ご飯
  • きのこ汁
  • 秋鮭のちゃんちゃん焼き
  • 茶わん蒸し
  • 洋梨と葡萄のケーキ
  • ソースかつ丼
  • 清汁
  • 炊き合わせ
  • 抹茶ゼリー
  • オムライス
  • コンソメスープ
  • カクテルサラダ
  • デザートムース/
    オレンジソースがけ

◀︎ 横スクロールでご覧いただけます ▶︎

リハビリテーション

専門性の高い
リハビリテーションを提供

クレオには理学療法士・作業療法士·言語聴覚士のリハビリ専門職が在籍しています。
生活期を支える上で、医師・看護師・介護士・相談員など複数の専門職と連携し、共通の目標達成のために専門知識と技術を持ち寄って利用者様一人ひとりに合ったリハビリテーションを提供しています。

クレオの理念である『愛あふれ心安らぐ施設』のように、利用者様やご家族様に寄り添い楽しく・安心した施設生活が送れるように支援していきます。

身体のリハビリテーション

ケガや病気などで身体に障害がある人や障害の発生が予測される人に対して、筋肉や関節を動かす運動や寝返り・起き上がり・歩くなどの動作練習を行います。
さらに自宅復帰を目指す利用者様には、自宅生活で必要な段差練習や屋外歩行練習など動作を獲得するためのリハビリも行います。

日常生活動作の
リハビリテーション

食事をする、着替えをする、入浴をするなど日常生活に必要な作業内容を練習したり、必要に応じて曲げて使えるスプーンなどの福祉用具のご提案をします。

利用者様が自立した日常生活が送れるように、生活上の工夫や方法などを提供します。

認知機能、精神機能への
リハビリテーション

クレオでは、利用者の方が、心も身体も生き生きと暮らせるように、認知機能や精神機能を活性化するリハビリを行っています。

記憶のトレーニング、脳トレ課題、回想療法、歌の会、手工芸、水彩画、書道、調理、園芸などの活動を通して、「できることが続く喜び」「人と関わる楽しみ」を大切に、お一人おー人のニーズやペースに合わせて職員が寄り添いながら、その人らしい生活を少しでも長く続けられるようサポートしています。

食べる・話すを支える
リハビリテーション

クレオでは、言語聴覚土により食べる(摂食嚥下)機能の評価やリハビリテーションを実施しています。誤嚥を予防し、いつまでも食事を楽しむことができるよう、医師・看護師・菅理栄養士・介護士と連携をとりながら支援を行います。

また、失語症や構音障害、声の出にくさなどのコミュニケーションの問題についても対応しています。

自宅訪問による評価

クレオでは、在宅復帰や在宅生活への不安を解消するためにリハビリ専門職が利用者様と一緒にご自宅へ訪問し、利用者様の日常の動作確認を行い、利用者様にあった生活環境の調整を行います。
その際、居宅ケアマネジャーや福祉用具の業者とも連携を取ります。
必要に応じて、ご家族への介護指導も行います。

アクティビティ

クレオでは、楽しみのある施設生活や他者交流のできる環境を提供できるよう、さまざまな活動をおこなっています。

その中の多くは、作業療法の一環として提供しています。レクリエーションや園芸・手芸などのクラブ活動、ゲームなどを楽しみながら、身体機能・認知機能の維持・改善、社会や人との交流の促進、気分の安定やストレス解消などを図り、ご利用者様の「生活の質(Quality of  Life)」の向上をめざします。

各フロアごとに実施している活動が多少異なるため、詳細はお問い合わせください。

書道

その時々の季節感を感じられるお題(お手本)を準備し、その中から各自好きなお手本を選んで書いていただきます。書道活動では、ピンと張り詰めたような静けさの中で、ほどよい緊張感のもと集中して取り組まれる姿が見られます。

水彩塗り絵

水性の絵の具を使い、筆で塗り絵をします。季節の花や果物などの題材に自由に色を塗ります。手の力が弱い方や、細かい部分が塗りにくい方も、うまくぼかすことで簡単に塗ることができ、それぞれに味のある仕上がりになります。

手工芸

「ネット手芸」という手工芸をおこなっています。メタリックヤーンというキラキラした糸を、図案を見ながらプラスチック製のネット板に刺して編み込んでいく作業です。ティッシュBOXや大小様々な小物入れを制作しています。

園芸活動

主に夏花壇と秋~春花壇の2つに分け、プランターや花壇に花苗や球根の植え付け作業をおこなっています。寄せ植えはできあがりを想像しながら苗の組み合わせを考えます。季節の花や土に触れ、見当識を高めます。植え付け後も花を観賞し楽しまれています。

調理クラブ

参加者はその日のおやつを自分たちでつくります。10人程度の少人数で、全員が作業工程に参加しています。旬の食材を取り入れたり季節のイベントに合わせて毎月メニューを決めており、季節感も感じられるようにしています。

OT手作業

毎月、季節感を感じられるようなものを作っています。最近は「ペーパークイリング」という、色画用紙を細く切ったものを巻いて台紙に貼り付け、絵を作っていく作業をしています。手先の細かな作業ですが、多少いびつになっても味のある作品が仕上がります。

集団体操

ユニットごとに、体操やホワイトボードを使ったレクリエーション、嚥下体操などをおこなっています。身体をしっかり動かし、しりとりゲームや言葉遊び、計算などの脳トレもおこないます。

歌の会(音楽療法)

唱歌や昭和歌謡などを、音楽に合わせてみんなで歌います。懐かしい歌をうたうことは、気分転換になるだけでなく、昔の記憶を引き出し、脳を活性化させてくれます。また、大きな声を出すことで肺機能や口腔機能の向上にも効果的です。

このほかにも、各ユニットの共同生活スペースで、脳トレプリントや塗り絵、パズル、ストローや輪ゴムを使った手作業などを介護職員も提供しています。

季節の行事

季節ごとの行事は、施設全体で行うもの、フロア(2階·3階)ごとに行うもの、各ユニットごとに行っているものがあります。古来からの伝統行事や季節を感じられるものなど、ご利用者様に楽しんでいただけるよう企画しています。

1月 獅子舞い鑑賞
2月 節分
4月 春の散策(お花見)
7月 七夕
7月 納涼企画 
ソフトクリームを作って食べよう
8月 手賀沼花火大会鑑賞会
9月 敬老会
12月 クリスマス