人工透析内科
概要
対象疾患:慢性腎臓病(CKD)、末期腎不全、糖尿病性腎症、高血圧性腎症など
診療内容:血液透析の管理、透析導入前後の生活指導、合併症の予防と治療
平和台病院の附属施設として腎・透析センターを開設しています。
これは救急医療から予防医療、在宅医療、そしてリハビリテーション、緩和ケア、さらに介護施設まで、包括的な医療・福祉を目指す当法人「メディカルプラザ」構想の一環です。
腎・透析センターの特徴
オンラインHDF対応
- 透析病床数は、現在30床(うち個室2床)がオンラインHDFに対応しています。
病院併設による各科連携
- 腎不全に伴い合併症、併存疾患をお持ちの方、また透析治療経過中に種々の疾患が発症することがあります。
- 当センターは病院併設であることを生かし、CT診断装置、MRI、消化器内視鏡、超音波診断装置などの検査機器を備え、必要時に内科、外科、整形外科、内視鏡センター等各科の診療を受けていただくことができます。
- 必要な時には入院で透析治療を継続出来ます。
バスキュラーアクセス(透析シャント)治療
- バスキュラーアクセスは、患者様の命綱ともいえる大事なものです。当センターではバスキュラーアクセストラブルに迅速に対応治療します。
- バスキュラーアクセスの一般的手術も、当病院の手術室で最新設備のもと施行しています。
- また各処置を行う際には、痛みに最大限配慮し、できる限り負担の少ない治療を行っています。
栄養指導の実施
- 管理栄養士による栄養指導を適宜または希望時に行い、透析患者様の食事をサポートします。
- 希望される方には当センターに隣接のレストラン「イマジン」にて透析患者様用の食事を用意します。(有料)
リハビリテーションの実施
- リハビリテーション科を併設しており,透析治療を受けながらリハビリテーション治療を受けることが出来ます。
専用車による送迎
- 車椅子の患者様もご利用頂けるリフト付き車両を2台そろえ、自宅と病院間の送迎を行っています。
(送迎エリアはお気軽にご相談下さい。)
施設入所でのご利用
- 近隣地域の透析患者様にご利用頂いている他、当院併設の回復期リハビリテーション病棟にご入院中の方や、関連施設にご入所中の方にも透析治療を提供しています。
患者さまへ
透析治療は基本的に長く継続していただく必要がある医療です。そのため、医療者と患者様の関係はあらゆる面で重要です。
私たちは常に、患者様お一人お一人にとって最善と思われる医療をご提案し、治療内容を丁寧にご説明したうえで、患者様のご希望を尊重しながら、理解・納得して治療を受けていただきたいと考えております。
診療方針は日本透析医学会からの指針(ガイドライン)を基本とし、さらに最新の知見を取り入れながら、最新・最善の医療を心がけています。
患者様、ご家族様に安心して当センターをご利用いただけるよう、スタッフ一同、力を合わせて日々努力しております。
担当医師
腎・透析センター センター長
伊藤 文夫 (いとう ふみお)
| 卒業大学 | 山形大学 |
| 所属学会 | 日本泌尿器科学会 日本透析医学会 日本腎臓学会 日本癌治療学会 |
| 資格 | 日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医・指導医 日本透析医学会認定透析専門医・指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 |
